東京県の屋根修理・リフォーム業者ランキング10選!雨漏りや葺き替えの費用や口コミを徹底解説【2023年】

「屋根修理業者の選び方が分からない」

「東京都で屋根工事を依頼したいけど、どこが良いの?」

本記事は、こんなお悩みを持つ方に役立つ内容になっています。

 

・雨漏りが発生している

・屋根の一部が剥がれてきた

・屋根全体に劣化が見られる

など、このような症状はありませんか。

 

屋根は家の中でも重要な箇所ですので、日頃からメンテナンスしておくことが何より大事です。

 

屋根工事を業者へ依頼する場合は、悪徳業者に引っかからないためにも、まずは質の良い屋根修理業者の選び方を知ることが大切です。

 

業者ごとの特徴や選び方、注意点などを事前に確認し、屋根修理の目的を明確にしておきましょう。

 

本記事では、東京都でおすすめの屋根修理業者と費用のことや、屋根修理業者の選び方のポイント、助成金のこと、口コミなどを細かくご紹介します。

 

これから屋根工事を検討している方は、本記事を参考に業者選びをしてみてくださいね!

屋根修理の目的を確認しよう!

部分修理か全体のリフォームをしたいのか、まずは屋根修理の目的を明確にしておきましょう。

 

ここでは、目的別にどんな業者へ工事を依頼すれば良いのかについて解説します。

 

【目的①】部分的に修理したい

大幅な屋根リフォームではなくて、部分的な修理をしたい場合は、屋根修理業者へ依頼しましょう。

 

例えば…

・雨漏り

・瓦、スレートの交換

・瓦の調整

・漆喰補修

・屋根材の浮き

・屋根材の剥がれ

・屋根材のゆがみ

・屋根材の欠け

・屋根の板金(鉄板)交換

などです。

 

雨漏りなども屋根全体の工事ではなく、一部分のみの補修または修理で良い場合もあります。

 

部分修理は屋根の傷んでいる箇所だけを修復する工事となるため、工事期間が短いのはもちろんのこと、費用に関しても少なく済みます。

 

【目的②】全体的にリフォームしたい

次は屋根全体をリフォームしたい場合について説明します。

 

全体的にリフォームを検討している場合には、リフォームを専門としている業者へ依頼するのが良いでしょう。

 

屋根全体のリフォームとして代表的なのは以下の三種類の工事です。

 

・葺き替え(ふきかえ)工事

葺き替え工事は、古い屋根全体をのけて、新品の屋根へ交換する工事です。

 

たとえば、屋根全体が古くボロボロになっている、外側だけでなく下地部分に傷みが広がっているなどの場合に行います。

 

屋根を交換するため、他の工事よりも費用が高くなりがちですが、屋根のトラブルを根本的に解決させたいときには適した工法です。

 

・カバー工法(重ね葺き)

カバー工法は、今ある屋根の上から新しい屋根を重ねるリフォームのことです。

 

葺き替え工法と目的や効果はほぼ同じですが、すでにある屋根の撤去作業に手間がかからない分、費用と工事期間を節約できます。

 

・塗装(塗り替え)

新しい塗料を屋根へ重ね塗りするリフォームです。

 

屋根の色は自分の好きな色を選べるため、家のイメージチェンジを図ることもできますね。

 

塗装は、防水対策のほか屋根材の寿命を伸ばすことにも可能です。

 

屋根全体のリフォームと言っても上記のようにいくつか種類があるため、状況に応じて最適な方法を選んでください。

 

屋根修理・リフォームが必要なケース3選

ここでは、どんな場合に屋根の修理・リフォームが必要になるのかについて解説します。

 

屋根のはがれや傷が目立つケース

塗装はがれは、塗料がめくれて屋根材が出てきてしまっている状態の事を指します。

 

塗装がはがれると屋根の耐久性・防水性が低下するため、早めに工事をすることをおすすめします。

 

傷の場合も同様です。

屋根は耐用年数が近づくにつれ、傷が増え、ひび割れや欠けが起きやすい傾向にあります。

 

万が一、屋根材の内側にまで劣化が進んでいる場合はカバー工法では補いきれないため、一度屋根を撤去して葺き替えを行うことがほとんどです。

 

雨漏りがあるケース

・天井にシミがある

・天井から雨水がポタポタと落ちてくる

・一つの箇所ではなく複数の箇所から雨漏りしている

 

上記のような場合には雨漏りの修理工事が必要です。

規模の小さな雨漏りであれば、部分修理で補うことが可能です。

 

しかし現段階で天井や屋根裏まで水のシミができてしまっている場合には、屋根の葺き替え工事が必要になります。

 

雨漏りの被害が深刻になる前に、早めに工事をしてもらいましょう。

 

外から見ただけでは雨漏りの原因を突き止められない場合は、より詳細な調査を行う必要があります。

 

調査をする際には別途費用が発生しますので、念頭に置いておくと安心です。

 

地震、台風、塩害などの災害対策をしたいケース

日本は地震大国と言われるほど地震発生率が高く、世界的に地震が多い国です。

また、台風も多く発生します。

 

そのほか、海沿いの家に住んでいる等、塩害が気になる方もいるでしょう。

 

地震、台風、塩害など災害対策で屋根を強化・補強したい場合も、屋根リフォームが一役買ってくれます。

 

・地震対策

地震による被害を軽減するためには、とにかく屋根を軽くすることがとても重要になります。

たとえば、瓦屋根から軽量なガルバリウム鋼板にリフォーム(葺き替え)するなどです。

 

・台風対策

戸建て住宅で台風の影響をもろに受けるのが屋根です。

台風の時期になると「屋根、飛ばされないかな」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

 

台風対策を行う際には、雨風に強い屋根材を選ぶ必要が出てきます。

一般的に軽い屋根材は強風に弱い傾向にあります(たとえばスレート屋根)。

 

また、瓦は重みがあるため耐久性が高く、雨風にも強いですが、その分強風で瓦が飛ばされたときの被害は大きいです。

 

瓦屋根の場合は、台風・地震にも強いと言われる、上下の瓦をしっかりとロックする防災瓦が適しています。

 

スレート屋根の場合でも、ガルテクトなど合金の材質の屋根材は台風でも傷みにくいです。

その他、金属のガルバリウム鋼板は風に強く、錆びにくいという特徴を持っています。

 

・塩害対策

海が見える一軒家は素敵ですよね。

オーシャンビューの家に憧れる人は多いです。

 

しかし、海沿い・海が近くにある家の場合は、塩害が心配です。

 

家は至る所で金属が使われているため、塩害により家の金属部分(玄関ドアやシャッター、雨戸、柵、エアコン室外機、給湯器など)がサビてきます。

 

一般的には、海岸線200m~500m以内を「重塩害地域」とし、2km以内は「塩害地域」とされています。

 

しかし、実際に5km以上も離れた場所の家でも塩害被害が出たというケースも…。

 

塩害に強い屋根材は、ガルバリウム鋼板です。

サビに強いメッキ鋼板のため、塩害にも強いと言われている屋根になります。

 

最近では、ガルバリウム鋼板を進化させて誕生した、SGLを加工成形した屋根材も出てきています。

 

屋根修理・リフォームのメリットとは?

ここでは、屋根修理、屋根リフォームの良い点をご紹介します。

 

修理またはリフォームを行うことで、

 

・外観が綺麗になる

・遮熱・断熱性が上がる

・耐久性が上がる

 

このようなメリットが得られます。

 

下にそれぞれ解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

メリット①外観が綺麗になる

屋根は家の外観のほとんどを占めていると言っても過言ではありません。

どんな屋根にするかによって、その家全体の印象が大きく変わります。

 

屋根の葺き替え工事の場合は、屋根材自体を一新するため、家の外観がガラリと変わります。

色、デザイン、素材なども自由に選ぶことができる点も嬉しいポイントです。

 

メリット②遮熱・断熱性が上がる

カバー工法の場合は、遮熱・断熱性が向上します。

また、そのほかに遮音性も高いです。

 

カバー工法は、すでにある屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材をかぶせる方法です。

 

見た目が美しくなり、さらに屋根が二重構造になることから遮熱・断熱性が上がります。

 

メリット③耐久性が上がる

屋根リフォームの場合は屋根全体が新しく生まれ変わります。

そのため、耐久性・防水性が上がって、安心して住めるようになります。

 

たとえば、重い瓦屋根→スレート屋根や金属など軽い素材の屋根材に葺き替え工事をすることで建物への負担が減り、屋根の耐久性が向上するのです。

 

東京都でおすすめの屋根修理・屋根リフォーム業者10選|迷ったらここに頼め!

東京都にある、おすすめの屋根修理・屋根リフォーム業者を厳選しています。

ぜひ業者選びの際の参考にしてくださいね。

 

1. 合同会社テットワン(足立区)

合同会社テットワンは、屋根・外壁改修と塗装工事に特化した業者です。

戸建て住宅のほか集合住宅、工場など幅広い建物に対応しています。

 

屋根工事では、屋根材ごとにぴったりなメンテナンスを提案、実施してくれます。

 

リフォーム用の屋根材としては和瓦、洋瓦、スレート瓦、金属瓦など、様々な種類が用意されており、提案力に優れている点も魅力です。

 

また、適切な点検・管理をしっかりと行ってくれるため、屋根工事が完了した後も安心して過ごすことができます。

 

口コミ

「社長さんが従業員の方達と一緒に仕事をしている所が良いと思いました。営業ん方も人柄が良く、誠実です。」

 

「屋根と外壁塗装をお願いしました。仕上がりは大満足でした。」

 

会社概要

会社名 合同会社テットワン
住所 〒121-0813 東京都足立区竹の塚7-10-14 今野ビル1F
公式サイト ttps://tetto-one.com/

 

2. ILA株式会社(中野区)

ILA株式会社は、塗装工事や屋根工事を専門にする業者です。

 

長年の経験と実績を活かした屋根工事を行っており、屋根の劣化状態や築年数にあわせた工事方法を提案してくれるのが特徴です。

 

予算やニーズになどに合わせ、できる限り低コストで提供しており、カバー工法の質の高さには定評があります。

 

修理したい部分を丁寧にヒアリングし、時間をかけて確認して診断します。

 

定期的にメンテナンスを実施してくれる点も一つの魅力です。

 

口コミ

「追加料金もなく、しっかりと修理していただいて良かったです。完成した姿も満足です。価格、明瞭、丁寧、安心、4拍子揃っています!ありがとうございました。」

 

「こちらの要望、質問など熱心に聞いてくださいました。丁寧に説明いただき金額や内容など納得して決めました。」

 

会社概要

会社名 ILA株式会社
住所 〒165-0026 東京都中野区新井5-9-7 暁ビル1F
公式サイト https://www.k-daichi-nakano.com/

 

3. キャッツ(渋谷区)

キャッツは、全国各地で雨漏り修理や屋根点検サービスを行う業者です。

 

これまでに70,000件以上の屋根点検の実績を持つベテラン業者となっているため、信頼感が高いというところも人気の所以でしょう。

 

屋根点検では、基本的には2人1組で屋根点検を行います。

現在の屋根の状況がどうなっているのかをくまなく、しっかりと見てくれます。

 

最短即日で対応してくれるところも嬉しいポイントですね。

 

勤続20年以上のベテランスタッフが在籍しているため、屋根工事を安心して依頼できます。

 

屋根工事後のアフターフォローに関しても、施工後は毎年1回のメンテナンス訪問があります。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 キャッツ
住所 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-13帝都渋谷ビル6階
公式サイト https://www.cats.co.jp/

 

4. 株式会社大弘(葛飾区)

株式会社大弘は、屋根工事をメインに行う業者です。

主に金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)工事、雨樋修理、防水工事全般を行います。

 

住宅外装工事以外には、内装工事、内装リフォームなどにも対応可能です。

 

フットワークの軽さと、丁寧な対応に定評があります。

屋根材に関する深い知識と技術力の高さも特徴です。

 

一人ひとりに寄り添った、安心安全な施工を約束しています。

 

また、施工内容によっては保証書の発行があり、万が一の施工後の不具合にもスピーディーに対応してもらえます。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 株式会社大弘
住所 〒124-0002 東京都葛飾区西亀有2丁目47-10
公式サイト https://oohiro-roof.com/

 

5. ビックメンダー株式会社(中野区)

ビックメンダー株式会社は、屋根塗装・外壁塗装、屋上防水を得意とする業者です。

たとえば、屋根の葺き替え、カバー工法など。

 

「ニーズに寄り添う」ことをモットーに、顧客とのコミュニケーションを重視しています。

 

外装工事歴はなんと40年以上です。

これまでの実績を活かした対応で、安心して工事を依頼できます。

 

また、引き渡し後の万が一の不具合にも迅速に、そして丁寧に対応してもらえます。

フットワークの軽さも人気の所以です。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 ビックメンダー株式会社
住所 〒165-0027 東京都中野区野方4-18-15
公式サイト https://www.10-tosou.com/

 

6. 株式会社サン・カミヤ(江東区)

株式会社サン・カミヤは、屋根リフォームと屋根修理が強みの業者です。

主に屋根工事全般、外壁サイディング工事、防水工事、雨樋修理などに対応。

 

そのほか、太陽光発電パネルの設置工事の要望にも応えてもらえます。

 

屋根工事に関する提案力や技術の高さには定評があります。

地元で長年愛されてきた業者となっており、信頼感もばっちりです。

 

関東一円に営業所を構えており、知名度が高いというところも人気の理由です。

 

高品質の施工が叶います。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 株式会社サン・カミヤ
住所 〒135-0007 東京都江東区新大橋2丁目16-6 タカノスマイル
公式サイト https://www.sun-kamiya.co.jp/

 

7. 前嶋板金店(足立区)

前嶋板金店は、板金加工・板金工事全般を行っている業者です。

 

主に金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)・スレート屋根、雨樋修理、雨漏り修理、外壁リフォーム・修理にも対応可能です。

 

地元密着型のアットホームな業者で、丁寧な作業を行う事で定評があります。

顧客ひとり一人に寄り添った丁寧な対応で、安心して工事を依頼することができます。

 

直接請負&直接施施工でリーズナブル価格で提供している点も特徴です。

また在籍しているスタッフの中には国家資格を取得した一級技能士がいるため、技術力の高さもうかがえます。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 前嶋板金店
住所 〒123-0865 東京都足立区新田1丁目3-15
公式サイト http://mban.web.fc2.com/

 

8. 株式会社山本商店(江戸川区)

株式会社山本商店は、雨漏り・雨樋修理をおこなう業者です。

雨漏り修理のほか、瓦や化粧スレート、金属屋根等の屋根工事、雨樋修理、太陽光パネルの取り付けを行っています。

 

屋根工事のプロ集団「全日本瓦工事業連盟」加盟店です。

 

江戸川区で創業50年以上の実績を誇り、長年の経験と実績によって質の高い施工で提供があります。

 

工事以外にも屋根材の販売も行っており、常に柔軟な発想で、屋根工事に対応している点が魅力です。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 株式会社山本商店
住所 〒133-0054 東京都江戸川区上篠崎3-4-10
公式サイト http://www.yama-chan.co.jp/

 

9. 屋根のエイト株式会社アースグループ(港区)

屋根のエイト株式会社アースグループは、屋根の修理専門業者です。

イタリア大使館から依頼されるほど高い施工技術を持っています。

 

大手リフォーム会社で500件越えの施工実績を持っている多数の実績と経験を持つ、信頼できる業者となっています。

 

業界初、「固定料金制」を導入しているところも魅力の一つとなっており、料金についても明朗会計で、屋根工事を初めて依頼するという方でも安心です。

 

施工保証は10年あり、施工後のアフターフォロー体制もばっちりです。

 

口コミ

※口コミが見つかりませんでした。

 

会社概要

会社名 屋根のエイト株式会社アースグループ
住所 〒107-0062東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山ビル6階
公式サイト https://yanekabenoeito.com/

 

10. GSOホールディングス株式会社(港区)

GSOホールディングス株式会社は、リフォーム事業とリノベーション事業を行っている業者です。

 

屋根葺き替えや重ね葺き(カバー工法)、板金交換、屋根塗装などの修理に対応しており、屋根以外にもキッチンや外装リフォームも依頼できます。

 

また高品質なサービスを提供できるよう、国家資格の1級塗装技能士が多数在籍している点も魅力の一つです。

 

年間施工実績は1,000件以上となっており、実績のほか、顧客満足度、地域No.1を誇る、高品質な施工を行っています。

 

口コミ

「雨漏りしてしまって問い合わせするとすぐに対応してくれました。工事も非常にスムーズで丁寧な対応でしたので大満足です!技術は確かだと思います。」

 

「価格もリーズナブルで、対応も早く感動しました。本当にありがとうございました。」

 

会社概要

会社名 GSOホールディングス株式会社
住所 〒121-0813 東京都足立区竹ノ塚1-29-11 アーバンステージ竹ノ塚2F
公式サイト https://www.gsoholdings.tokyo/

 

 

屋根修理・リフォームのタイミングを素材別に紹介

「屋根修理・リフォームを検討しているけれど、修理・リフォームを行う適切な時期っていつ?」と疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。

 

ここでは、屋根修理・リフォームに最適な時期を素材別に解説します。

 

瓦屋根

瓦屋根のメンテナンスのタイミングは10年〜15年です。

 

瓦屋根は耐久性がある屋根材となっていますが、色褪せや漆喰の劣化が難点です。

目安としては10年〜15年のタイミングで修理または点検などを依頼することをおすすめします。

 

<メンテナンスの目安症状>

・雨漏りしている

・漆喰の剥がれ、脱落があり

・瓦の割れ、ズレがある

・棟瓦にうねり、歪みがある

など。

 

スレート屋根

スレート屋根のメンテナンスのタイミングは10年〜15年です。

 

現在の新築戸建ての屋根材によく使用される化粧スレートは、雨水によって屋根材が劣化

しやすいです。

 

できれば、化粧スレートの塗膜が寿命を迎える10年目頃に塗り替えを行うことを推奨します。

 

スレート屋根材は厚みが約5㎜で薄い屋根材となっており、ひび割れや傷で劣化が進むことも多いため、注意が必要です。

 

塗装の際には同時にシーリング補修を行い、屋根材の耐久性を保つようにします。

 

<メンテナンスの目安症状>

・屋根表面にカビ、コケが見られる

・屋根材に破損がある

・雨漏りしている

など。

 

金属屋根

金属屋根のメンテナンス時期は20年〜30年と長めなのが特徴です。

 

近年では、ガルバリウム鋼板製屋根などのサビに強い屋根材が登場しています。

ガルバリウム鋼板製屋根は、地震対策にも良いとされる屋根材です。

 

しかし金属でできているため塩害、傷が原因でのサビが発生しやすいです。

 

サビが広がってしまうと本来の耐用年数よりも屋根の寿命が短くなるため、早めの対処が重要なカギとなります。

 

<メンテナンスの目安症状>

・棟板金が劣化している

・色あせが見られる

・屋根がサビてきている

・サビで孔食(穴あき)が起こっている

・屋根材がめくれている

など。

 

屋根修理・リフォームの費用相場とは?

屋根修理・リフォームで必要となる料金についてご紹介です。

 

足場設置にかかる費用目安

目安としては、30坪で約12万円〜です。

1㎡あたりの足場代が約600円〜1000円程度となります。

 

屋根修理・リフォームは高所での作業のため、もちろん足場が必要です。

 

たとえば30坪の住宅の場合では、200㎡ほどの足場が必要になる計算です。

約12万円〜足場費用が必要となるため、しっかりと念頭に置いておきましょう。

 

屋根の塗装にかかる費用目安

屋根塗装の費用の目安としては、30坪で約20万円〜です。

 

屋根の塗装は、家の屋根材にウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素などのいずれかを塗って、劣化を防ぐものです。

 

また、塗装を行うことで外観の美しさを維持できます。

どんな塗料を使うかによって費用が変わりますので、業者へ要見積もりです。

 

屋根の葺き替えにかかる費用目安

屋根の葺き替えの費用目安としては、30坪で約90万円〜です。

 

屋根の葺き替えは、現状の屋根材を全て剥がして撤去し、新しい屋根材に張り替える方法です。

 

屋根を全て剥がすことで下地、防水シートの状態が分かり、破損や劣化を迅速に見つけられます。

 

元の屋根材が瓦の場合、軽い素材に葺き替えることで屋根が軽量化され、耐震性に優れた屋根に変えることができます。

 

屋根のカバー工法にかかる費用目安

カバー工法の費用目安としては、30坪で約60万円〜です。

 

カバー工法は、すでにある屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法です。

主にスレート屋根(カラーベスト屋根・コロニアル屋根)の屋根リフォームで行われます。

 

劣化の心配のない屋根の状態であれば、葺き替えよりもコストが少ないカバー工法を選ぶ方法もあります。

 

【後悔しない】屋根修理・リフォーム業者の選び方4つ

「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないために、ここでは屋根修理・リフォーム業者の賢い選び方を伝授します。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

対応の早さはどうか

屋根修理業者を選ぶ際には、対応の早さも大切になってきます。

 

特別に大きな屋根工事を依頼する場合以外では、迅速に、状況に合わせて対応してもらえる業者に依頼するのが賢い方法です。

 

電話で見積もり依頼や相談をした際の対応についてもスピーディーかどうかも確認しましょう。

 

建築士などの専門家が在籍しているかどうか

資格を持っている業者なのかと言う点もきちんと見極めましょう。

 

優良業者かどうかを見極める一つのポイントとして、建築士など資格を持ったスタッフが在籍しているか?という点です。

 

基本的に屋根の工事を行うために特別な資格は必要ないのですが、資格を持ったスタッフがいてくれた方が心強いことに変わりはありません。

 

たとえば、建築施工管理技士や建築士、瓦屋根工事技士、瓦屋根診断技士などです。

 

有資格者が在籍しているか確認しておきましょう。

 

保証はしっかりしているかどうか

工事後のアフターサービスの体制がきちんと整っているか?というところも要確認です。

屋根修理の後に重要視したいのが、アフターフォローのサービスです。

 

せっかく修理を行っても、台風や強風などによって修理箇所にトラブルが発生することも考えられます。

 

施工後にトラブルが発生しても、アフターサービスを備えている業者であれば迅速に対応してくれますので安心して施行をお任せできます。

 

口コミや施工実績はどうか

施工実績も要チェック項目です。

ほとんどの業者のホームページ上に施工実績・施工事例のページがあります。

 

会社の実績が掲載されていれば、信頼できます。

 

また、どのような屋根修理・リフォームを行っているのか?屋根以外にも対応してもらえるのか?なども確認可能です。

 

また、口コミも業者選びの際にはとても参考になるため要チェックです。

 

屋根修理・リフォームの保険や補助金制度

ここでは屋根の工事に保険や補助金制度はあるの?という疑問を解決します。

 

火災保険が利用可能なケース

屋根修理や屋根のリフォームに対して火災保険が利用できるケースについてご紹介します。

 

まず、火災保険が「適用される」、「適用されない」の基準について知っておきましょう。

 

火災保険は、火災・落雷による被害以外に、風災・雪災・雹(ひょう)災といった自然災害にも対応しています。

 

ただの経年劣化の場合は、火災保険は適用されません。

 

月日の経過で屋根に色褪せ、傷、機能の変化が起こりますが、それらは経年劣化によるもので、火災保険を使って直すことは不可です。

 

火災保険が適用される事例としては、主に風災・雪災・雹(ひょう)災です。

 

風災の判断基準は「最大瞬間風速」になります。

瞬間最大風速が秒速で20mとなる、とても強い風によって屋根に被害が発生した場合、風災が適用されます。

 

雪災は、北海道・東北などの積雪の多い地方で起こりやすいです。

雪の重みで屋根が破損、雨どいが破損した場合です。

 

雹(ひょう)災は、雹によって屋根に傷、穴が開くなどの被害を受けることを指します。

5月末~6月にかけて、積乱雲から降ってくる氷の塊のこと雹といいます。

 

このように、自然災害による被害の場合のみ、火災保険が適用されるのです。

 

東京都の補助金制度

本記事でご紹介しているおすすめ業者のある地域で、現在行われている補助金制度のご紹介です。

 

※現在、足立区、港区、江戸川区、江東区、中野区、葛飾区では屋根修理に関する助成金の情報は見当たりませんでした。

 

【補助金制度①】渋谷区住宅簡易改修工事費助成

対象工事 ・土台または基礎の改修工事

・屋根・外壁等の改修および模様替えを行う外装工事

・天井・壁・床等の改修および模様替えを行う内装工事

・外階段・ベランダ等の改修および模様替えを行う外構工事

・手すり・造り付け家具等の修繕および設置を行う工事

・窓・扉等の建具の改修および取替えを行う工事

・台所、浴室、便所等の設備器具等の取替えを行う工事

・門または塀、土間またはたたき等の改修および模様替えを行う外回り工事

条件 ・渋谷区に住民登録をしている個人である

・対象住宅の所有者、所有者の配偶者、所有者の親または所有者の子である

・対象住宅に居住している

補助金・補助率 消費税を除く工事費用の20%(千円未満は切り捨て)

上限は10万円

 

国の補助金制度

主な国の補助金制度をご紹介します。

 

【補助金制度①】長期優良リフォーム補助制度(2023年6月現在)

内容 住宅の劣化対策や耐震性向上、省エネ化などにより、既存住宅の長寿命化を図る「長期優良住宅化」という取り組みがあります。
補助金・補助率 リフォーム費用の1/3、一戸あたり最大で100万円(※)まで国から補助金が交付されます。

木造戸建住宅、通年申請タイプ、評価基準型(三世代同居対応改修工事をする場合および若者・子育て世帯、既存住宅の購入者が改修工事をする場合は、さらに+50万円)

 

【補助金制度②】こどもエコすまい支援事業(2023年6月現在)

対象工事 <必須工事>※いずれか必須

・開口部の断熱改修

・外壁、屋根・天井または床の断熱改修

・エコ住宅設備の設置

 

<必須工事と同時におこなわれた場合補助対象となるもの>

・子育て対応改修(食洗器・宅配ボックス・対面キッチンへのリフォームなど)

・防災性向上改修

・バリアフリー向上改修

・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

・リフォーム瑕疵保険などへの加入

条件 ①②の両方を満たす方が対象となる

 

①こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする

 

②リフォームする住宅の所有者等であること

補助金・補助率 原則1戸あたり30万円(工事の内容や属性に応じて最大60万円)

 

以下の①②に該当する場合は③の通り補助上限が引き上げられる

 

① 子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事である

 

② 工事発注者が、自ら居住するために購入した既存住宅に行うリフォーム工事である

 

③ ①②に応じた補助上限の引き上げ

 

<子育て世帯または若者夫婦世帯>

・既存住宅を購入した場合:60万円

・上記以外:45万円

 

<一般世帯>

・既存住宅(安心R住宅に限る)を購入した場合:45万円

・上記以外:30万円

 

その他にも、バリアフリーや断熱など各種リフォームの補助金制度が存在します。

気になる方はこちらをご参照ください(国土交通省のホームページ内、「住宅リフォームの支援制度」)。

 

屋根修理は自分でできる?

お金のかかる屋根修理、「自分で修理できれば良いのにな…」と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

結論から言うと、屋根修理を自分で行うことは可能です。

たとえば小規模な雨漏りや傷などの屋根修理の場合などは、自分で修理を行うのも一つの方法です。

 

屋根修理を自分で行うメリットとして、まず費用を抑えることができる点が挙げられます。

材料費だけで済むため、リーズナブルに修理できるのがDYIの良いところですよね。

 

そして悪徳業者に騙されるといったリスクが少ない点もメリットです。

 

しかし、屋根修理を自分で行う際にはデメリットも存在します。

 

まず危険であるということです。

屋根修理は高所での作業のため、脚立のみで屋根に登って作業を行うことになります。

 

業者のように足場や安全帯なども付けないため、落下のリスクが大きいです。

万が一の怪我の危険性があることは理解しておきましょう。

 

また、劣化部分の把握が困難で時間がかかる点もデメリットです。

 

屋根修理に詳しいプロの業者に頼めば、数時間で終わる作業だとしても、自分で修理しようとすると時間と手間の両方がかかります。

 

修理完了までにかなりの期間を要することも考えられます。

 

【超重要】屋根の修理・リフォームを行うときは複数社に見積もりを依頼しよう!

屋根の修理やリフォームを業者へ依頼するときには、一社だけ見て決めるのではなく、複数の業者へ見積もりを依頼してください。

 

その理由は、複数の業者の見積もり金額で相場を知ることができるためです。

また、業者側が適正な価格を提示しているのか?ということを確認するためでもあります。

 

複数社に見積もりを取ることを相見積もりと言いますが、相見積もりは最低でも3~4社程度は依頼しましょう。

 

少なすぎるのも問題ですが、相見積もりの業者が多すぎるのも依頼した後の対応が大変になります。

 

様々な面で客観的に比較することが大事になるため、3社程度を基準に見積もりを依頼するのがおすすめです。

 

まとめ

今回は屋根修理業者についてご紹介してきました。

 

屋根修理業者によって、特徴・強みが違うのはもちろんのこと、料金、対応エリアなども異なります。

 

また、業者選びの際は、保証があるか・資格保有者はいるか・対応が早いかどうかなどを重視して選ぶようにしましょう。

 

料金についても相場と大きくかけ離れていないか、逆に安過ぎて怪しくないかなども確認し、信頼できる業者へ依頼してください。

 

優良業者は自社のホームページ、SNSなどを展開していることが多いため、公式ホームページやSNSを開設している業者を選ぶことをおすすめします。

 

ぜひ本記事を参考にし、満足できる屋根修理業者を見つけてください。

 

参考サイト⇒合同会社テットワン

参考サイト⇒ILA株式会社

参考サイト⇒キャッツ

参考サイト⇒株式会社大弘

参考サイト⇒ビックメンダー株式会社

参考サイト⇒株式会社サン・カミヤ

参考サイト⇒前嶋板金店

参考サイト⇒株式会社山本商店

参考サイト⇒屋根のエイト株式会社アースグループ

参考サイト⇒GSOホールディングス株式会社

参考サイト⇒その他、各市町村の自治体や口コミサイト、SNSも引用しました。

 

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