埼玉県の屋根修理・リフォーム業者ランキング10選!雨漏りや葺き替えの費用や口コミを徹底解説【2023年】

「頭の上が冷たいな・・・と思ったら、雨漏りしてる!」

「台風で瓦が剥がれちゃった!」

「この家に住んでから10年目。そろそろメンテナンスを考えた方がいいかな?」

天井のトラブルは徐々に訪れることもあれば、突然見舞われることもあります。

しかし突然”修理が必要”と言われても、何もわからない状態では不安ですよね。

また、屋根に関して全くわからないまま修理を依頼すると、悪徳な業者に騙されてしまう危険性も。

とはいえ修理の依頼先がなかなか決められない、などで屋根を放っておいてしまうと、劣化がどんどん進んでいってしまいます。

取り返しのつかないようにならないためにも、なるべく早い段階で行動していきましょう。

この記事は読めば

すぐに動き出せるよう、しっかり内容が盛り込まれています。

「屋根の修理っていくらくらいかかるの?」

「うちの屋根にはどんな修理方法が合ってるかしら?」

「すぐ修理に来て欲しい!優先すべきポイントは?」

「埼玉県でおすすめの屋根修理・屋根リフォーム業者を知りたい!」

この記事を読めば、こうした疑問も一挙にスッキリ解決!

次のステップへすぐに動き出せるはずですよ。

埼玉県の方はもちろん、県外の方もぜひ記事を参考に、ベストな修理を検討してみてくださいね!

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屋根修理の目的を確認しよう!

”修理する”と一言で言っても、屋根の状態によって直したい範囲や目的は様々。

屋根を修理するにあたって考えられる方法は次の2つです。

  • 部分的に修理
  • 全体的なリフォーム

この2つは、修理範囲や目的によって屋根修理を依頼する業者が異なってきます。

例えば、突然あなたの歯が痛み出したとしますね。

その時、歯の治療を専門的に行っている町のクリニックへ行くか、色んな診療科が揃っている総合病院へ行くか決めるようなものです。

しかしクリニックと病院では、治療方法はもちろん負担するコストも大きく違ってくる可能性も。

このように、「屋根の修繕」というきっかけから修理の方法によって行き先が変わってきますので、目的を明確にしておくことが大切です。

【目的①】部分的に修理したい

「家全体が古く住み替えを予定しているので、一時的にしのぎたい」、

逆に「家全体は古くないので、劣化・破損している部分だけ直したい」

という場合は、部分的な修理で良いでしょう。

ただし屋根の修繕にはスピードがマスト。

腰が痛かったので腰だけマッサージしていたら、今度は腰を庇っていた足が痛くなってしまった、という経験ありませんか?

体と同様に、屋根の劣化も連鎖していきます。

劣化の症状や損傷を放っておかず早急に補修することで、大切な物を守れるだけでなく、家全体の劣化や痛みを食い止めることができます。

またコスト面に関しても屋根全体をリフォームするより抑えられるでしょう。

そして補修する部位や内容に適した業者を選ぶことも大切です。

下記に補修内容に適した業者をまとめましたので参考にしてくださいね。

 

補修内容 業者
雨漏り 雨漏り補修・防水業者
屋根塗装 塗装業者
棟板金の補修 板金業者
屋根の構造部分の補修 大工

 

【目的②】全体的にリフォームしたい

屋根全体の補修は、雨漏りなどで被害が甚大なときに必要になります。

こうした修復範囲が広い場合はリフォーム会社に依頼すると良いでしょう。

というのも、修復範囲が広いと部分的な修繕より家全体に影響が出る可能性が高いためです。

そのため屋根以外の専門家も在住している業者の方が、家全体を多方面の視点で捉え修復に臨めるので安心です。

「今の自分を劇的にイメージチェンジしたい!」と思ったとき、美容室、アパレルショップ、メイクショップ、ネイルサロン・・・と個人でバラバラで行くよりも、昔テレビで放送されていたB.C ビューティー・コロシアムのように、その手のプロが集結して髪型・服装・メイクを施し、足の先から頭のてっぺんまで総プロデュースしてくれた方が手間もないし、何よりコーディネート全体にまとまりが出ますよね。

合言葉は『all for one』!

家全体のリフォームに併せて葺き替えを行いたい時も同様、家全体のバランスを考える必要がありますので、迷わずリフォーム会社に依頼しましょう。

ただし、屋根全体の修繕の場合、部分修理と比べ当然費用が高くなることを忘れてはなりません。

またリフォーム会社は総合的に対応してくれる分値段も上がります。

修繕方法や材料にもよりますが、最低50万円はかかると見て良いでしょう。

屋根の葺き替えとなると、100万円を超える可能性も。

とはいえリフォームを複数箇所まとめて依頼することにより、1箇所当たりの値段が下がることもあります。

屋根全体の修理に踏み切る際にはお金の面も慎重に検討してくださいね。

屋根修理・リフォームが必要なケース3選

人間、生きていれば大なり小なりトラブルはつきものです。

しかし常に外にさらされている屋根は?

毎日変化する天候に耐え、海辺や山の中などの環境を受け入れ、鳥や木々などの物理的な衝撃をもしのぐ所業…

痛まないはずがない!

まさに「屋根はつらいよ」です。

そんな日々体を張って私達を守ってくれている屋根の修理が必要となる主なケースは次の3つです。

  • 屋根のはがれや傷が目立つケース
  • 雨漏りがあるケース
  • 地震・台風・塩害などの災害対策をしたいケース

屋根のはがれや傷が目立つケース

そもそも「屋根がはがれる」とはどういうことでしょう?

屋根がはがれるとは、一般的に「屋根の”塗装”がはがれた」状態のことをいいます。

日々蓄積されたダメージから屋根の表面の塗膜(塗料の膜)が剥がれてしまうのです。

しかし屋根材には塗装が必要なものと必要のない屋根材があり、全ての屋根に起こる現象ではありません。

塗装が必要な屋根材は次の6つです。

  • スレート
  • ガルバリウム鋼板
  • トタン
  • アスファルトシングル
  • モニエル瓦
  • セメント瓦

塗装が剥がれてしまう原因は、主に2つ考えられます。

1つはずばり「経年劣化」です。

塗装の寿命はおよそ8〜10年と言われており、太陽光や雨風が影響しています。

吹き曝しの運命にある屋根に剥がれはもはや宿命ともいえますね。

剥がれは放っておくといずれ雨漏りの原因となってしまいます。

本来なら屋根の専門業者に日頃から定期的な点検をしてもらっていると安心ですが、難しい場合でも目で見える範囲で屋根の剥がれを見つけたら早めに対応しましょう。

また、屋根の傷を見つけた時も早急に対処が必要です。

特にトタンなど軽い素材でできている屋根は耐震性には優れていますが、薄いため傷つきやすいデメリットも。

鋼板・アルミニウム・亜鉛からできているガルバリウム鋼板も同様で、トタンより錆びにくいことから使用されることも多いですが、トタン同様に薄いので傷がつきやすい特徴があります。

傷がついてしまうと、やがてメッキが剥がれ雨が当たることで錆の原因に。

錆は屋根にとって天敵ですので、傷を見つけたら早めに修理を依頼すると良いでしょう。

また傷の中で厄介なのは、スレート屋根にできる「ヘアークラック」と呼ばれるヒビ。

なにせ髪の毛ほど細いヒビなので、屋根修理のプロでも見落としてしまうほどなのです。

当然素人では気がつけません。

屋根の下地が痛んでしまうと修理がしにくくなってしまうので注意してください。

雨漏りがあるケース

雨漏りは間違いなく修理対象でしょう。

雨漏りを放っておいて良いことは1つもありません!

まず雨漏りの怖いところは、「二次被害が発生してしまう」可能性があるということ。

雨漏りによってカビや藻、コケが発生したり、湿った場所を好む虫や害獣が入りやすくなります。

特にシロアリやネズミは要注意です!

痛んで空いた隙間から進入し巣を作ってしまうためです。

また雨漏りによる漏電の被害も。

このように、雨漏り1箇所によって屋根のみならず家がまるまるダメになってしまうこともありますので早急に対処してください。

雨漏りがしてしまう原因は主に次の5つが挙げられます。

  • 経年劣化による、屋根本体の痛み
  • 屋根板金の破損
  • ルーフィングからのもの
  • 自然災害によるもの
  • 施工不良

経年劣化による、屋根本体の痛み

「屋根のはがれや傷が目立つケース」でも述べたように、屋根本体の破損により雨漏りを生じてしまうことがあります。

その要因となるのが、やはり経年劣化です。

建築当初に施された防水効果も年月を重ねれば衰えてきます。

頑丈な瓦も割れやすくなりますし、トタンやガルバリウム鋼板のような金属屋根は錆びつくように。

やがて気づいた時には遅く、屋根にポッカリ穴が!となりかねません。

産まれた時は水も弾く赤ちゃん肌も、年齢を重ねる度に水分を染み込みやすくなり・・・なんて、どこか人間の肌と似ていますね。

特にトタン屋根は薄く耐久性が低いことに加え、勾配が緩い構造のため雨漏りになりやすいとされています。

屋根板金の破損

実は、屋根本体がボロボロになるというよりも、屋根板金が痛んで雨漏りをしてしまうケースが多いというのはご存知でしたか?

屋根板金とは、各屋根材の接合部分を覆う金属性のパーツのこと。

雨仕舞(あまじまい)という防水施工に用いられ、雨水や虫の侵入を防ぐ役割があります。

板金は種類も豊富で、ステート系の屋根をはじめ、ほぼ全ての屋根の雨仕舞部分に用途に合わせてたくさん取り付けられています。

<代表的な屋根板金>

板金の名称 用いられる場所
谷板金 屋根の谷になっている部分に取り付ける

谷樋(たにどい)板金ともいう

棟板金 屋根のてっぺんにある板金

屋根の尖っている部分(棟)に取り付ける

雨押え板金 2階建における、1階部分の屋根と外壁の接合部分に取り付けられる

「壁押え板金」、「雨押え水切り」、「壁際板金」と呼ばれることもある

軒先水切り板金 屋根の軒先に取り付ける
ケラバ板金 屋根の切妻屋根や片流れ屋根の、妻側で外壁から飛び出している部分(ケバラ)に取り付ける
天窓板金 天窓(トップライト)に取り付ける
パラペット板金 屋上やバルコニーなど、外壁と屋根の境目にある立ち上がりの壁(パラペット)に取り付ける
笠木板金 パラペットやバルコニーにある手すり壁などの最上部の仕上げ材(笠木)に取り付ける

 

上の表を見てわかるように、板金は水が溜まりやすい”屋根の弱点部位”に取り付けられています。

屋根の弱点を雨風から必死にカバーしてくれているのですから、痛みやすいのも当然のことですよね。

中でも谷板金は雨漏り発生率NO1!

屋根上部にあり、谷板金は雨水や雪を集水するように作られた部位なので劣化しやすいのです。

また屋根の形状や立地によっては目視出来にくいということも、劣化を進める原因になります。

棟板金も谷板金と同様に屋根の最上位に取り付けられるため、雨風の影響が強く破損しやすい部位。

このように屋根板金が雨漏りの原因となるケースは少なくありません。

「屋根材はなんともなさそうなのに、雨漏りするな」と思ったら、一先ず板金の破損を疑ってみてください。

ルーフィングによる雨漏り

ルーフィングとは屋根本体や板金の下に敷く防水シートのことです。

実はルーフィングこそ、雨漏りを防ぐための要石!

ルーフィングは屋根の下に敷き込んでしまうため表舞台に立つことは一切ありません。

しかし雨仕舞では防ぎきれず漏れてしまった雨水を防ぎ、外に流す役割を担っています。

まさに縁の下の力持ちなのです!

これほど屋根にとって重要な存在なのに、人目に触れないため新築時から素材にこだわってつける人もほとんどいないのが現実。

それだけでなく、ルーフィンが見られるのは新築時と屋根の葺き替えのときくらいなので、劣化にすら気づかれません。

やがて寿命を過ぎたルーフィンは防水機能が失われ甚大な被害を被ってしまうのです。

ルーフィンが破れてしまうと、例え一箇所でも屋根を全て剥がして張り替えなければならなく、時間も費用もかかるため注意が必要です。

自然災害によるもの

どんなに強固に作られている屋根でも、台風による雨風や地震といった自然災害には敵わないことがあります。

強風によって破損した屋根材や板金を壊れたままにしておいた結果、破損部から雨が侵入し

雨漏りが起こってしまうケースは少なくありません。

施工不良

確率としては低いものの、施工不良や杜撰な手抜き工事によって雨漏りすることも考えられます。

例えば、新築時に板金の釘を誤った方法で留めてしまったり、外壁の施工業者と屋根の施工業者間の連携が取れていなかった事により、接続部分の防水施工が疎かになってしまったケースなどがあげられます。

また、見積もりの安さで選んだら手抜き工事だった!というケースも。

新築時・修理時に関わらず、業者を選ぶ際には値段だけで判断せず、しっかりと施工内容をチェックしましょう。

もし築浅や修理後短期間で雨漏りが発生してしまった場合は、屋根修理業者やリフォーム会社に問合せする前に、一旦施工した業者に相談してみてください。

保証期間内であれば施工不良扱いで無償で直してくれる可能性があります。

なお部分的な雨漏り修理であれば、当日〜3日以内で修理が完了することが多いです。

しかし雨漏りによる被害が甚大な場合や足場を組んで行うため、数日〜数週間かかることも。

中には1ヶ月以上かかる場合もありますので注意してください。

また、梅雨など雨の多い時期の修理に修理を行う場合には工期が伸びるケースも考えられます。

見積もりの際に「工期が伸びた場合、費用やスケジュールはどうなるか?」を事前に確認しておくと安心でしょう。

 

地震、台風、塩害などの災害対策をしたいケース

自然災害はいつ起こるか誰にも予測がつきません。

いつでも安全な家で生活できるよう、万が一に備えて置くことはとても大切ですよね。

ただし屋根修理には時期が大切です。

地震は予測がつかないまでも、台風は夏に起こりやすいです。

また、これまでの内容でわかるように屋根修理に雨は大敵。

雨季に修理をすると建材が痛むだけでなく、なかなか作業が進まずどんどん工期が遅れていく可能性も十分にあります。

いずれにしても災害対策に早急性が必要な状態でなければ、雨季に入る前に完了させるか、雨季を避けて依頼することをおすすめします。

ここで少し、各災害対策について触れてみましょう。

例えば地震が多い地域では、日本家屋に多い瓦屋根は不向き。

瓦は重量があるため、地震が起きるとずれたり落下する恐れがあります。

また瓦屋根の落下によって大怪我をしてしまう可能性も。

よって地震対策をするならば、スレート屋根やガルバリウム鋼板のように軽い屋根材に付け替えるのがお勧めです。

続いて台風対策では、屋根材というよりも「しっかりと固定すること」に着目してください。

強風に耐えられるかどうかは、屋根材の面積や固定の仕方によって変わります。

面積が小さく、且つ垂木までしっかりと固定されている屋根は強く、屋根材が剥がれたり飛散する心配は少なくなるでしょう。

ここでも金属屋根がおすすめですが、瓦屋根でもしっかり固定をすればもともと耐久性が高いため強度が増します。

そして、忘れてならないのが塩害対策ですね。

塩害とは、海から吹いてくる海風や潮風に含まれる塩分によって金属が酸化し錆を発生させてしまうことによる災害です。

つまり塩害は台風や地震などの突発的なものではなく、日常的に受けます。

塩害の及ぶ範囲は一般的には沿岸から2km程ですが、台風時にはなんと10kmも離れた場所で被害を受けることも!

そのため海の近くではない家でも対策をしておくと安心ですね。

また塩害は海からの風で起こるだけではありません。

冬に凍結防止剤として使われる塩化ナトリウムや、融雪剤として散布される塩化カリウムによる影響で塩害が起こることもあるのです。

そのため、海の近くの家だけでなく、埼玉県のような山の多い地域でも塩害対策は必要です。

塩害対策には、屋根に塗料を使った塗り替えを行いましょう。

材料ではフッ素、無機、100%アクリルなどがおすすめです。

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屋根修理・リフォームのメリットとは?

これまで屋根修理やリフォームの必要性を述べてきました。

それでは、屋根修理やリフォームを行うと雨漏り防止などの屋根の強化の他にどんなメリットがあるでしょうか?

屋根の修理とともに得られるメリットには、次の3つが考えられます。

  • 外観が綺麗になる
  • 遮熱・断熱性が上がる
  • 耐久性が上がる

メリット①外観が綺麗になる

屋根の修理やリフォームを行うと、当然外観が綺麗になります。

築35年になる筆者の実家も、過去に2回、外壁と屋根の塗装修理を行いました。

2回とも前回とは全く違う色にしたのもあって、同じ建物なのにガラリと印象が変わったのを覚えています。

塗装の変更だけでもイメージが変わるのですから、屋根材を変えればもっと雰囲気がもっと変わるでしょう。

そして出入りする度に綺麗になった家を目にすることで、住んでいる私達の気持ちも明るくなるのではないでしょうか。

メリット②遮熱・断熱性が上がる

「最近家が寒く感じるなぁ・・・」というお悩み、ありませんか?

ひょっとしたら屋根の修理で解決できるかもしれませんよ。

家の断熱と屋根の修理って一見結びつきませんよね?

でも屋根の修理・リフォームを行うことで、家全体の遮熱・断熱効果が上げられるのです!

遮熱・断熱効果をあげる修理方法には様々ありますが、その中でも屋根カバー工法は特におすすめ。

屋根カバー工法は、既存の古い屋根材の上から新しい屋根材を被せて(=カバーする)工事方法です。

屋根材を2つ使うことで古い屋根材が断熱効果をもたらしてくるため、断熱効果が得られるという仕組みです。

特に新しい屋根材には断熱材付きの金属屋根を選ぶと良いでしょう。

ちなみにカバー工法は既存の屋根材を利用しての作業なので、工事費用や工事期間が短縮できることや、廃材処理が少ないので環境にもやさしいというメリットもあります。

また、屋根材の色の違いも熱の吸収に大きな影響を与えます。

「屋根の色が黒の家と白色の家では、屋根裏表面温度が9度も違った」というデータがあるほど!

家の断熱性を上げたいなら断然白がおすすめですね。

屋根の修理を機に暖かい家も手に入れましょう!

メリット③耐久性が上がる

お分かりのように家にも寿命があります。

しかし家の寿命は使い方次第。

こまめにメンテナンスを行い大切に扱うほど、家は長く保たれます。

特に屋根は雨風や雪などから家を守ってくれる要です。

大切なマイホーム、出来る限り長く住み続けたいですよね。

屋根を修理することにより、屋根だけでなく家全体の耐久性も上げられることでしょう。

埼玉県でおすすめの屋根修理・リフォーム業者ランキング10選|迷ったらここに頼め!

それではいよいよ、埼玉県でおすすめの屋根修理・リフォーム業者を10社紹介します。

各会社の口コミも併せて参考にしてみてください。

1.さいたま屋根修理センター(川口市)

埼玉県川口市、越谷市、草加市、さいたま市を中心に行っている、地域密着型の会社です。

修理内容は雨漏り修理をはじめ、屋根の葺き替え、屋根カバー工法、漆喰工事、防水工事、屋根塗装工事と、幅広く行われています。

また、工事1ヶ月後点検や1年点検が保証期間が終了するまで実施されており、アフターフォローにも手を抜きません。

地域密着型な修理業者だからこそできる、さいたま屋根センターの強みですね。

口コミ

・屋根の修理は迅速丁寧で安心してお任せができました。

・ドローンで現状をしっかり確認させてもらい、リーズナブルな修理方法を提案して頂き安心してお願いする事が出来ました。又、見積りには無い修理箇所も補修して頂けて、丁寧さと職人気質を感じました。

・屋根修理と屋根塗装を頼みました。決め手はドローン撮影と早い対応です。施工後もドローン撮影していただき仕上がりを確認できましたので安心しました。

・丁寧に仕上げて頂き大変満足です。どの業者さんも感じが良く、安心してお任せできました。何より、見えない屋根をドローンで写して見せて頂けたのはわかりやすくてとても有難かったです。

会社概要

名称 さいたま屋根修理センター(運営:株式会社リテックホーム)
住所 〒333-0801

埼玉県川口市東川口1-5-49-3F

公式サイトURL https://rtch.jp/

 

2.(株)総合エイゼン(ふじみ野市)

(株)エイゼンは埼玉県内のどこでもかけつけてくれる、埼玉県民の強い味方です。

屋根修理、雨漏り修理、屋根リフォームを中心に幅広く対応しています。

中でも屋根のリフォーム、超高耐候外壁屋根塗装が得意なので、屋根塗装と一緒にお願いすることもできますよ。

そして何より、(株)総合エイゼンは全ての施工が完全自己施工の工事業者。

全て自社施工なので、中間マージンのような施工以外の所でかかりがちな費用が発生しません。よって他社より低コストで抑えられるだけでなく、マージンにかかる費用分を屋根材などに回せるため、ワンランク上の施工も実現できるのです。

口コミ

・なかなか直らなかった雨漏りが、エイゼンさんの修理でやっと直りました!

・連絡当日にすぐ訪問していただき、雨樋の状態を見て、説明も工事も丁寧にしてくださいました。

・屋根と外壁の工事を依頼しました。見積もりが安い上に説明もよく、工事の仕上がりもとても満足です。

・屋根の工事を考えていて、何社かに見積もりを依頼したところ、同じ工事内容で結構金額を下げられました。満足のいく工事をしていただきました。

会社概要

名称 (株)総合エイゼン
住所 〒356-0012

埼玉県ふじみ野市滝1-3-12

公式サイトURL https://sougou-eizen.net/index.html

3.株式会社やねかべマイスター(さいたま市)

株式会社やねかべマイスターは、屋根板金の工事と外壁塗装を専門に行っている会社です。

会社は埼玉県にありますが、関東地方全域に対応しているので埼玉県以外の場所でも施工してくれます。

創業が2021年と比較的新しいものの、実績はバッチリ!

施工管理歴10年の社長がしっかりサポートしてくれます。

口コミ

・説明や施工が丁寧で、職人さんも対応がよかったです。

・適切な判断とプランを提示していただき、仕事も丁寧に仕上げてくださいました。

・家の外壁がだいぶ傷んでいたので塗装をお願いしました。塗装の色もイメージ通りで壁以外にも傷んだ箇所を塗ってくれたり、気配りがある丁寧な仕事に満足しています。

いずれ屋根の修理が必要になった時にもまた見積りを依頼しようかと考えています。

・カバー工法での屋根修繕をお願いしました。見積もりを取ったところ丁寧に説明してくださり、しかも安心価格で信頼できました。工事も短期間で仕上げていただき、施行中の様子をアルバムにしてくださるなど、サービス満点。お願いして本当によかったです。

会社概要

名称 株式会社やねかべマイスター
住所 〒338-0002

埼玉県さいたま市中央区下落合6丁目12-20

公式サイトURL https://ykmeister.main.jp/

4.ナタリールーフ(入間市)

ナタリールーフは、入間市・狭山市を中心に屋根のリフォーム工事や雨漏り修理を専門的に行っている、地域密着型の会社です。

自社の専属職人と施工管理社による丁寧な施工に定評があります。

年間150棟以上の施工を行っており、圧倒的な実績から信頼度も抜群。

屋根診断や雨漏り診断をなんと”無料”で受けられるので、まずはナタリールーフに相談してみてはいかがでしょうか?

口コミ

・屋根の葺替えと雨樋の取り換えをお願いしました。提案や料金が親身で良心的であり、後からの追加料金なども一切ありませんでした。

仕事ぶりも丁寧で、最初の約束以上の修繕をやってくれました。屋根もとても美しい出来上がりで満足です。

・外壁の塗装、屋根のカバーリング、雨樋の交換をしました。

見積りは、値段はもちろん内容も良く、また、外壁塗装や屋根の事など営業の方が分かりやすく説明して下さり、丁寧に対応して下さった事も決め手の1つとなりました。

実際作業してもらってとっても仕上がりもキレイで、作業して下さった職人の皆さんもとても感じが良く、大満足でした。

・連続台風で屋根が深刻なダメージを受け補修を依頼しました。

屋根業界の色々な知識や、業者の見分け方も色々と教えて頂きました。

とても信頼のおける屋根屋さんです。近くに住んでいる方で屋根の修理を考えている方にはおススメできます。

・屋根の葺き替えをお願いしました。

限られた予算で高品質な屋根材、換気棟の設置、近隣の挨拶、気配り、工事の進行状況の写真付きの連絡等、本当に丁寧な仕事をしていただきました。

また保証も15年と長く、定期点検もしてくれるという事でとても安心しています。

会社概要

名称 ナタリーリーフ(株式会社ARISE)
住所 〒 358-0002

埼玉県入間市東町1丁目6-5 2F

公式サイトURL https://arise1.jp/

5.コバ・ルーフ(川越市)

コバ・ルーフは、屋根と外壁のリフォーム会社。

屋根の葺き替えをはじめとする屋根修理はもちろん、外壁のリフォームも行っています。

また現地調査には必ず、代表の小林さんが立ち会うという熱心ぶり!

心配事があった時に、代表に直接相談できるのは安心ですね。

ちなみに雨漏り修理については川越市・鶴ヶ島市、坂戸市が対応地域となっていますが、屋根と外壁リフォームは埼玉県全域で対応が可能です。

口コミ

・強風で棟板金が浮き上がってしまい、急遽コバルーフさんに依頼しました。問い合わせしたら直ぐに状況を見に来てくださり直ぐに対応してくれました。まさにプロフェッショナルの社長さんです。

・屋根の状態が気になっていたので、地元で信頼のある業者さんとの評判から相談させていただきました。見積りも良心的で作業も迅速、且つ丁寧で、安心してお任せすることが出来ました

・作業工程も細かく説明いただき、仕事は丁寧で安心してお任せできました。仕上がりも大満足です。ありがとうございました。

・雨樋の交換と、外壁材の一部交換工事をして頂きました。綺麗にやって頂き素人にも理解しやすく説明してもらい安心しました。今後、人柄も含めて素晴らしいので何かあったら相談したいと思っています。

会社概要

名称 株式会社 コバ・ルーフ
住所 〒350−0811

埼玉県川越市小堤910−28

メゾン鶴ヶ島駅前302号室

公式サイトURL https://kobaroof.net/

6.株式会社 御坂(深谷市)

株式会社御坂(みさか)は、深谷市を中心に地域密着で行っている、屋根・外装の専門工事会社です。

法人のみならず、一般のお客様も積極的に請け負ってくださっているので、気軽に相談できそうですね。

また土日・祝日も営業しているのもおすすめポイントの1つ。平日がお仕事で土日のお休みしか相談できない方々の強い味方です!

口コミ

・台風前に実家の雨樋の掃除で詰まりを直してもらいました。値段も良心的でした。

・雨漏れしました。地元ですぐに来てくれて、応急処置をしてもらい感謝です。さらに、後日ちゃんと雨漏れの原因を突き止めてくれて、屋根を新しい屋根にしてもらいました。

・雨漏れして困っていた所、友人からの紹介でお願いしました。屋根を新しくして、クロスも張り替えて満足です。

・電話対応がとても良く、わかりやすかったです。技術力も高く、お値段も良心的でおすすめ。

会社概要

名称 株式会社 御坂
住所 〒366-0052

埼玉県深谷市上柴西1-11-20

公式サイトURL https://misaka.biz/company/

7.ウェルスチール(春日部市)

ウェルスチールは、20〜30代の職人が活躍する瓦・屋根の修理会社です。

若手ながら腕利きの職人が揃っており、むしろ若手だからこその迅速な対応力が魅力の1つ。

屋根修理には急を要する場合があるので、レスポンスが早い会社は信頼感がありますよね。

また、下請け会社を介さない職人直営店として、問合せ対応から施工・完了まで全てウェルスチール内で完結するので、余計なマージンが発生せずコストも抑えられます。

さらに施工エリアが広く、春日部市を中心とした埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、茨城県、栃木県の1都5県でも施工してくれます。

「私(依頼者)は春日部に住んでるけれど、千葉県にある実家の屋根修理を依頼したい」という場合でも安心してお願いできそうですね。

口コミ

・屋根塗装と雨樋の修理を行って頂きました。

修理の前からとても印象が良かったです。工事に関しても塗装の職人さんが毎日明るく挨拶をしてくれてこちらの要望に合わせた工事をしてくれて助かりました。

・雹災で、雨樋と屋根、ベランダ塗装とお世話になりました。親身に相談にのってくださり、最善策をいくつも提示してくださいました。職人さんもお願いをすると快くやってくださり感謝です。

・数社見積り比較し、一番真摯に対応してくださるウェルスチールに決めました。屋根の診断を的確にしてくださり、完璧に修理していただきました。

・雨樋の修理をお願いしました。担当の方はとても親切で感じが良く、職人さんも気さくで仕事も丁寧でした。

会社概要

名称 ウェルスチール
住所 〒343-0031 埼玉県春日部市一ノ割1-24-13
公式サイトURL https://wealthcheer.com/

8.イロハト(上尾市)

イロハトは上尾市を中心に埼玉県全域で施工を請け負っている、外壁塗装と屋根工事の会社です。

上尾市役所のテレビCMや折込広告で、上尾市にお住まいの方には聞き覚えのある名前かもしれませんね。

イロハトでは「一級建築施工管理技士」や「一級塗装技能士」といった国家資格を有する職人や、熟練した技術を持つ腕利きの職人が施工をしてくれるので安心感があります。

中でも塗装には自信があり、4回塗りという特別プランを用意。

イロハト独自の技術で、他社の3回塗りの金額で4回塗装をしてくれます。

1回分多く塗装を施すことで屋根や壁が丈夫で長持ちし、将来こまめな塗り直しの必要がありません。

そのため結果的に生涯コストも安くなります。

工事の手間が省ける上に経済的なんて嬉しいですよね。

実はこうした特殊な技法が良心的な金額で施せるのも、創業当初から施工エリアを埼玉県に限定し密着してきた会社だからこそ。

イロハトでは家全体のリフォームの依頼も引き受けてくれるのですが、リフォームの分野でも、地域密着してきた会社の実績から埼玉県の土地柄や気候に合わせた、幅広い工事の提案をしてくれることでしょう。

口コミ

・我が家の希望に寄り添って、より最適な方法へと対応してくれたことが依頼の決め手です。また、担当してくれた熟練の職人さんが良かったです!

・営業マンの迅速な対応はすばらしく、職人の方も皆良い方でプロでした。仕上がりも大満足です。

・上尾でリフォームしようと考えているならここをお勧めします。迅速さ、丁寧さどれをとっても素晴らしかったです。

・かなり丁寧かつ迅速な対応でした。

会社概要

名称 イロハト(I−PRO株式会社)
住所 〒362-0063

埼玉県上尾市小泉2-1-3

公式サイトURL https://ipro-group.jp/

9.株式会社平井板金(加須市)

平井板金は昭和22年から3代続く、老舗の屋根・外壁リフォーム会社です。

創業から80年間の実績は数多く、その長い歴史の中でうみ出されてきた高い技術や知識は、きっと私達を魅了してやまないことでしょう。

また会社名に「板金」とあるだけに、平井板金は板金のプロフェッショナル。

工事に必要な板金の材料を自社加工・入手できるため、工事の時間短縮だけでなくコストを抑えることもできます。

先述したように雨漏りは板金の破損が原因となることが多いため、板金を熟知した職人に施工をお願いできるなら安心度が増しますね。

屋根修理のメインが板金にある場合は、一度平井板金に相談してみてはいかがでしょうか?

ちなみに既製品にはない形状の板金も、平井板金では作ることが可能。

建物のデザインに合ったオリジナルの板金に付け替えることもできますよ。

口コミ

・来てくださった職人さん達は、大変手際も良く礼儀正しい職人さん達で、腕前も良く【プロの仕事】をしてくれました。

・分かりやすい説明や誠意のある対応に、地元の業者である安心感がありました。

・依頼のメールをした次の日には雨樋の様子を見に来てくれました。修理も丁寧で頑丈にして頂き、これで大雨が降っても安心出来ます。最後に修理箇所の写真と説明もしてくれて優良な業者さんでした。

・工事が始まってからの疑問等をメールでやり取りしましたが全て丁寧にお応えいただきました。修理後は屋根を見るたび、新築気分を味わっております。

 

会社概要

名称 株式会社平井板金
住所 〒347-0054

埼玉県加須市不動岡932-13

公式サイトURL https://kawara-amamori.com/

10.屋根リフォーム専門店ヤネザル(さいたま市)

屋根リフォーム専門店ヤネザルは、さいたま市を中心に屋根リフォームを行っている工事会社です。

実はヤネザルの施工スタッフは、なんと全員が「一級建築施工管理技士の資格保有者」!

国家資格をクリアしているので、知識も技術もハイレベル。

どのスタッフに担当していただいても安心して施工をお任せできますね。

また技術面だけではなく、マナー面においても教育指導を徹底しており、こうした取り組みからヤネザルは関東エリアで屋根工事件数NO.1に選ばれました。

さらに事務所にはさいたま市最大級の体験型ショールームを設置。

様々な屋根の模型が展示されているので、屋根材などを直接見てイメージしながら施工の相談することができますよ。

口コミ

・専門的な知識が高く、細かいところまでしっかりと作業をしてくれました。大変丁寧な仕事ぶりで仕上がりも大変素晴らしく、とても綺麗な仕上がりでした。

・職人さん達、いい人ばかりです。材料も良い物を使ってます。値段も良心的です。

・満足の仕上がりでした。丁寧な説明で、施行中の不安もなく安心してお任せ出来ました。

・とても丁寧に施工して頂き、仕上がりもとても綺麗で大変満足しています。

会社概要

名称 屋根リフォーム・雨漏り・防水専門店ヤネザル(株式会社ケイナスホーム)
住所 〒337-0021

埼玉県さいたま市見沼区膝子750

公式サイトURL https://yanezaru.com/

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屋根修理・リフォームのタイミングを素材別に紹介

屋根の寿命は住宅のある環境によって大きく左右されます。

それでは環境を同じにした場合、屋根材そのものの寿命はどれくらいなのでしょうか?

屋根修理が必要なタイミングを素材別に見てみましょう。

瓦屋根

瓦屋根は他の屋根材と比べて圧倒的に寿命が長いです。

瓦屋根の寿命が長い理由は、瓦は作る際に1,000以上の熱で焼成するので、瓦自体の強度が高くなるためです。

瓦には焼き方や色、形で分類すると約1,200種以上もの種類がありますが、大きく分類すると「日本瓦」と「セメント瓦」の2つに分けられます。

日本瓦の中でも有名な「陶器瓦(別名:釉薬瓦)」は耐久性に非常に優れており、寿命は50〜100年!

ただし、屋根の内部にあるルーフィングが劣化をするため交換しなくてはなりません。

ルーフィングの交換は20〜30年を目安に交換するので、日本瓦もそのタイミングでメンテナンスを行います。

一方「セメント瓦」は、日本瓦程ではないものの30〜40年は持ちますが、塗装によって防水性能を持たせているので、やはりメンテナンスが必要です。

塗装によるメンテナンスは10年を目安に行うと良いでしょう。

そして日本瓦同様、ルーフィングの交換も兼ねてメンテナンスをします。

ルーフィングの交換時期は、ちょうどセメント瓦の耐用年数と同じ頃になりますので良いタイミングですね。

スレート屋根(10年〜15年)

スレート屋根自体の耐用年数は20〜30年です。

ところが、スレートは主成分がセメントなので、塗装をしないと水を吸って脆くなっていってしまいます。

スレート屋根を長く保つためにも、こまめなメンテナンスが必要です。

およそ5〜7年を目安に点検を屋根専門業者にしてもらうと安心でしょう。

金属屋根(20年〜30年)

金属屋根の中にも様々な種類があります。

ここでは、代表的な以下5つの金属屋根に絞ります。

  • トタン
  • ガルバリウム鋼板
  • ステンレス
  • チタン

トタンの耐用年数は10〜20年と、屋根材の中ではなかなかの短さ。

特にトタン屋根はサビに弱く、また一度サビが発生すると急速に広がってしまう恐れがあります。

サビの早期発見・そして拡大防止のためにもメンテナンスは定期的に行いましょう。

点検頻度は7〜10年を目安にすると良いです。

そしてもしサビが見つかったら出来る限り早めに修理の依頼をしましょう。

ガルバリウム鋼板は、トタンと比べると約5倍もの耐久性があります。

耐用年数も20〜30年と、トタンより少し長いですね。

耐久性も高いので、メンテナンス時期も10〜15年周期で良いでしょう。

ただし住宅が海沿いの地域にある場合は注意が必要です。

塩害を受ける可能性がありますので、標準的なメンテナンス時期よりも短いスパンでの点検がおすすめです。

耐久性に優れ、サビにも強いステンレスの耐用年数は30〜50年。

金属屋根の中では圧倒的な長さですね。

メンテナンスフリーとも呼び声高い素材なので、屋根材の補正というよりも美観保持を目的に塗装工事を行う人が多いです。

ただしステンレスも無敵というわけではなく、表面が傷つきやすいというナイーブな面もありますので、雹被害に見舞われたり、塗装をするタイミング等で点検もしっかり行ってもらうと良いでしょう。

一般的なステンレスのメンテナンス時期の目安は20〜25年です。

銅板のメンテナンス時期は25〜30年です。

しかしこのメンテナンス時期の目安は、銅板屋根というよりも下地補修の時期の目安。

というのも、銅板の表面につく緑青(ろくしょう)というサビが塗料代わりとなって銅内部を守ってくれるからです。

そのため屋内に雨漏り等がない限り、銅板屋根の補修はほとんど必要ありません。

コストが高いため、一般の住宅の屋根材に使用する家は少ないチタンも、銅と同様に非常に耐久性に優れた素材です。

耐用年数は50年以上と言われ、半永久的。

よってチタンそのもののメンテナンスはほぼ要りません。

むしろ経年劣化によって起こる、色合い・風合いの変化を楽しめます。

日本ならではの”風情”とでも言いましょうか。

チタンや銅板が歴史的建造物に多く使われてきたのにも頷けますね。

チタン屋根のメンテナンスは下地の補修等を中心に、20〜25年を目安として行いましょう。

屋根修理・リフォームの費用相場とは?

程度や方法にもよりますが、屋根修理にはそれなりの費用が必要です。

それではいざ屋根を修理する場合、費用はいくらくらい必要なのかを先に知っておけたら、お財布も心も安心ですよね。

ここでは以下4つの費用相場について紹介します。

  • 足場設置にかかる費用目安
  • 屋根の塗装にかかる費用目安
  • 屋根の葺き替えにかかる費用目安
  • 屋根のカバー工法にかかる費用目安

ただしここでご紹介する費用は、30坪の一般住宅で算出した一例です。

ご自宅の大きさや屋根の作り、修理の状態、依頼する業者によって差があります。

足場設置にかかる費用目安(30坪:約12万円〜)

屋根修理の費用の中でまず削れない経費が、足場費用です。

実際、厚労省の安全基準法にも下記のような記載があります。

 

(作業床の設置等) 第518条 事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等 を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそ れのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければな らない。 2 事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を 張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するた めの措置を講じなければならない。

厚生労働省 労働安全衛生規則

 

ただ法律上「どんな場合でも絶対に足場を組まないとだめ!」という設置義務はありません。

屋根の高さが2m未満、高所作業車を使うなど、安全基準法に当てはまらない条件であれば足場を組まずに修理を行うケースもあるでしょう。

しかし命がけで修理をしてくれる職人さんの安全を守る上でも、足場はしっかりつけるべきです。

さてそんな足場の設置にかかる費用は、1㎡あたり600〜1,500円と言われています。

一般的な30坪の2階建住宅の場合だと、12万円以上は必要と思ってください。

もちろん住宅の面積の広さに比例して、足場を組む面積も広くなり費用は高くなります。

「足場だけでそんなに!?」と驚かれる方もいるでしょう。

「足場なんて修理するときだけにしか使わないし、そんな一時的なものにお金を割きたくない」とか、「足場なんてどれも、どこでも同じでしょう?」と思いませんか?

そして何社か見積もりを出してもらった中で、足場費用が安い修理会社を選びたくなるかもしれません。

しかしちょっと待ってください。

実は「安すぎる足場」はとても危険なんです!

修理業者の中には、契約を取りたいがために修理に不適切な安い足場の材料や組方を使用する会社も多く存在するためです。

人件費や資材費を考えると本来ならば簡単に安くできないものですので、「足場無料キャンペーン!」などといった安価なサービスで売りに出している業者には気をつけてください。

また、足場の費用を安くしている業者の足場の組方は、単管足場というパイプを組み合わせただけの足場の場合が多いです。

単管足場は作業床を取り付けないため、職人の落下事故や、手が行き届かないために施工不良が起きてしまうことも。

料金は上がってしまっても、資格を持った専門業者でなければ組めないヒゲ足場・くさび式足場にしてもらうことをおすすめします。

そして、足場を組む会社と屋根工事をお願いする会社は同じ場所にしてください。

足場を組む会社と屋根工事の会社がバラバラだと、職人がいつもと勝手が違う足場で作業しにくいだけでなく、万が一トラブルが起きた時の責任問題が出てきてしまうためです。

このようなトラブル回避のためにも、安易に「足場の安さ」で業者を選ぶのはやめましょう。

足場面積は、(建物の外周+4m)×(建物の高さ+0.5m)で算出できます。

↑建物の外壁から   ↑建物より0.5m高く設置するため               各方向0.5m離すため

屋根の塗装にかかる費用目安(30坪:約20万円〜)

屋根の塗装の一般的な相場は、30坪で約20万円〜です。

20万円「〜」となっているのは、屋根材やその状態、使用する塗料によって金額が異なるためです。

特に屋根塗装は塗料の費用の影響が大きく、屋根にとってベストで良心的な塗料を見つけることが、費用軽減のポイントとなるのではないでしょうか。

メーカーによっても異なりますが、おおよそ耐久性に優れた塗料ほど値段が高く、耐久年数が短いものほど安価な傾向にあります。

以下に、代表的な塗料とその金額を紹介します。

 

アクリル 耐久性△(約6年) 約150,000円/30坪
ウレタン 耐久性△(約7〜10年) 約150,000円〜250,000円/30坪
シリコン 耐久性◯(約12〜15年) 約180,000円〜350,000円/30坪
ラジカル 耐久性◯(約14〜16年) 約250,000円〜400,000円/30坪
フッ素 耐久性◎(約15〜20年) 約300,000円〜500,000円/30坪
無機 耐久性◎(約20〜25年) 約450,00円〜500,000円/30坪

ちなみに一般的な2階建て住宅では、屋根塗装に必要な塗料の缶数は2缶程度が目安です。

屋根の葺き替えにかかる費用目安(30坪:約120万円〜)

屋根の葺き替え工事とは、「既存の屋根を全て撤去・解体し、新たに新品の屋根にリフォームする」改修工事のこと。

一般的に、屋根材はもちろん屋根材の内側にあるルーフィングシートも全て取り替えます。

そもそも”葺く”には、「屋根材を設置して仕上げる」という意味があります。

葺き替え工事には一部だけ交換する「部分葺き替え工事」と、屋根全体を直す「全面葺き替え工事」の2種類あります。

ここでは後者の全面葺き替え工事について説明します。

結論からお話しすると、30坪の家が全面屋根葺き替え工事を行う場合、120万円以上必要になります。

ただし屋根の形状や勾配の緩急、家が建てられている立地の状態により、工事価格が高くなる傾向が。

また、トタン屋根→ガルバリウム鋼板に変更や、瓦屋根→スレートに変更といった、既存の

屋根材と新しく葺き替える屋根材によっても、工事費用は大きく変動します。

ちなみにスレートやトタンのような重量の軽い屋根材から、瓦のような重たい屋根材への変更はお勧めできません。

家の設計時に、既存の屋根材の重さに合わせて家の構造計算して設計されているためです。

現在の屋根の総重量をさらに重たくしてしまうと、家全体のバランスが崩れて強度が保てなくなってしまいます。

また、トタン屋根などは勾配が緩く、瓦屋根への葺き替えに必要な勾配が足りず、葺き替えが難しい場合も。

どうしても瓦屋根にしたい!という場合は、「かわらぶき技能士」や「瓦屋根工事技士」、そしてその両方の資格を有する「瓦屋根診断技士」といった専門の技術者に相談してみましょう。

また、屋根の葺き替え工事は大掛かりな工事となるため、日数もかかります。

工事をしている間に生活する場所や費用の確保も必要になるでしょう。

しかし一度修繕することで家全体が丈夫になり、それ以降も安心して長く住み続けられる家に生まれ変わるはずです。

色々と労力の要る手法ではありますが、長く共存できるためにも住宅が築年数が20年以上経過しているようであれば葺き替え工事を検討してください。

屋根のカバー工法にかかる費用目安(30坪:約60万円〜)

屋根カバー工法は、劣化が進み塗装ではカバーできない場合や、塗装より耐久性を高めたい家におすすめです。

葺き替え工事と似たようなイメージをもちますが、カバー工法は既存の屋根の上に重ね付けする工法なので、屋根材の取り外しの手間がありません。

また、1回あたりの金額で見ると塗装よりカバー工法の方が工事費用は高いですが、塗装は定期的に塗り替えが必要なことを考えると、長期的にはカバー工法の方が安くなる傾向にあります。

塗装より耐久性を上げられる一方で、葺き替え工事より費用を抑えられるとは、カバー工法はとてもコストパフォーマンスの良い工法と言えますね。

ただしカバー工法では、屋根の重さが葺き替え工事以上に重要ポイント。

既存の屋根材に新しい屋根材を載せるので、ただでさえ総重量が重たくなってしまうためです。

そのため、もともと重さのある瓦屋根では、新しく屋根材を載せることで家全体の負担がかかってしまうためカバー工法は不向きです。

一方スレートや金属、アスファルトシングルの家はカバー工法にむいています。

また、新しく取り付ける屋根材は既存の屋根材よりも軽い物を選びましょう。

そして、カバー工法が行えるのは1回だけですので注意してくださいね。

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【後悔しない】屋根修理・リフォーム業者の選び方4つ

正直言えば、屋根は高いビルから見たりヘリコプターに乗って上から見ない限りほとんど見えません。

街中を散策するとき、「あの屋根素敵〜♡」と、屋根を気にしながら歩く人も少ないでしょう。

でも屋根には、大切なマイホームと人々を守るという重大な役割があります。

そんな重役を担っている屋根を適当な修理で済ませてしまって良いのでしょうか?

また修理には当然費用が必要となり、屋根全体の修理となれば50万円以上は難いです。

そんな大金を払うからには後悔したくないですよね?

そこで、修理をお願いする際に後悔しない屋根修理・リフォーム業者の選び方を紹介します。

ポイントは次の4つです。

  • 対応の早さはどうか
  • 建築士などの専門家が在籍しているかどうか
  • 保証はしっかりしているかどうか
  • 口コミや施工実績はどうか

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

対応の早さはどうか

先述したとおり屋根修理にはスピードが求められます。

当然もたもたしているとその時間だけ屋根の状態は悪化していきますし、特に雨漏りは生活にも影響が出てきてしまいますよね。

そのため、着工までの時間短縮には修理業者のレスポンスの速さも大切な業者見極めポイントとなります。

気になる修理業者を見つけたらまずはコンタクトを取ってみて、そのレスポンスの早さから頼れる修理業者か確かめてみましょう。

建築士などの専門家が在籍しているかどうか

屋根の修理は単純なものではありません。

建物全体のバランスや修理そのものの技術など、あらゆる知識や技術が必要になります。

そのため多くの専門家が在籍してる業者を選ぶと良いでしょう。

中でも「国家資格」は信用度爆上がりのキーワード!

国家資格って誰でも簡単に得られるものではありませんよね。

そんな国家資格を有する人を積極的に採用していたり、国家資格の取得に力を入れている業者は信用できる安心感がありますし、組織全体の向上心も感じ取れます。

また、様々な専門家が集まることで施工方法の幅も広がります。

以下の4つは屋根修理に関連する代表的な国家資格ですので、ホームページや業者の方とのコンタクトを取る際のチェックポイントにしてみてくださいね。

  • 建築士
  • 建築板金技能士
  • 施工管理技師
  • かわらぶき技能士

保証はしっかりしているかどうか

しっかりとしたアフターフォローがあると安心です。

屋根が無事に直ったとしても、その後すぐに台風が来た!、鳥がぶつかってきた!、子供がボールを当てて傷ついてしまった!

といった予期せぬトラブルがあるかもしれません。

また、考えたくはないですが修理に不備があり雨漏りしてしまうことも。

施工後でも保証がしっかりついていれば安心ですね。

保証内容は業者によって異なりますので、どんな保証内容がついているのか、契約の前にきちんと確認しておきましょう。

業者のホームページに「3年保証!」などしっかり謳っていることもありますのでチェックしておくと良いです。

口コミや施工実績はどうか

口コミって大事ですよね。

そして口コミ件数が多かったり、具体的な内容が聞けるとホッと安心しませんか?

筆者も、飲食店を選ぶとき、子供の幼稚園や保育園、習い事を決めるとき、電子レンジのような大きい買い物からシャンプーのような消耗品の購入まであらゆることで口コミ情報を参考にします。

また情報を得られると安心し購買・選択意欲が高まりますよね。

「百聞は一見に如かず」といいますが、先に「一見」ができぬなら「百聞」を集めてみましょう!

もちろん口コミの件数だけではなく、その中身が大切です。

中にはホームページで謳っていることと実際の口コミでは大きく異なるという残念なケースも。

体験者の生の声は良い業者を見極める上でとても貴重な材料となるのでしっかりチェックしてみてください。

また、施工実績も重要な業者選びのポイントの1つ。

実績が多いと修理方法のパターンも多く持っているので、様まなアプローチからより自分の家の状態に適した修理方法を提案してくれるはずです。

さらに万が一施行中にトラブルがあっても経験値の豊富さから柔軟に対応してくれることでしょう。

そして施工実績が多いということは、会社自体の設立年数も長いということ。

築年数が長ければそれだけ地元に根付いているということになります。

先述したとおり屋根の耐久性は気候に非常に影響されますので、地元の気候を熟知した業者であれば、住まいの町に適した修理方法や屋根材がわかるはずです。

また、地域密着型の業者は横のパイプも多く持っている可能性がありますので、材料が安く手に入ったりなどコスト面でも助けられる可能性があります。

実績の件数の目安として、1,000件以上を有する業者を選ぶと良いでしょう。

屋根修理・リフォームの保険や補助金制度

屋根の修理・リフォームはしたいけれど、高額な費用を考えるとなかなか躊躇してしまいますよね。

屋根の修理をする際、以下3つのような保険や自治体の制度を利用して自己負担が軽減できる場合があります。

  • 火災保険が利用可能なケース
  • 埼玉県の補助金制度
  • 国の補助金制度

火災保険が利用可能なケース

火災保険は”火災”の被害にあったときのみ保証されると思われがちですが、風災による補償もセットになっていることが多いことから、風災やひょう災、雪災といった災害で家や家財に損害を受けた場合でも補償してくれる場合があります。

むしろ最近では火災よりも風災や水害のような被害で保険申請がされるケースが多いため、火災保険は「住まいの保険」という呼び名があるほど。

もし火災保険に加入しているようであれば早速契約内容を確認してみましょう。

ただし火災保険の補償を受けるには、3つの条件がポイントになります。

  • 破損・劣化の原因が火災や風害などの災害のものであること
  • 3年以内の被災による補修工事であること
  • 修理にかかる費用が免責金額を超えること

繰り返しますが、火災保険は風災のような自然災害が原因での破損・劣化に対する補償。

よって、

  • 経年劣化による屋根の破損・劣化
  • 施工不良
  • 人的要因による破損

は保険の対象外です。

なお地震による屋根修理は「地震保険」の範疇になり、火災保険では適用されませんので注意してください。

また、修理工事は3年以内に受けた災害によるもののみ。

屋根に問題が発生した日よりも、いつ発生した災害による被害か?が大切なポイントになります。

そして、火災保険では保険が設定している免責金額を上回る金額でないと申請できません。

免責期限は火災保険の種類によりますが、おおよそ20万円と設定していることが多いです。

このように、”いつ”、”何が原因で壊れたのか?”が、火災保険の補償を受ける重要なポイントとなります。

逆に、”住まいの保険”と呼ばれるだけあって、条件さえ合えば外壁のはがれやアンテナの破損のような場合でも火災保険が適用できます。

さらに門の歪みやエアコンの室外機の凹みといった、家そのものではなく建物に付属している物の修理費用も保険対象になることも。

保険の申請は過去5年分修理まで遡れますので、屋根修理の申請時に一緒に申請してみてはいかがでしょうか?

一方屋根修理において、火災保険適用の時条件に当てはまっていても、下記のように工事内容や扱う屋根材によって火災保険の申請は認められなくなってしまうケースもありますので、併せて注意しておいてください

火災保険が認められないケース 理由
ノンアスベスト もともと壊れやすい素材だった場合は、素材の問題として扱われてしまうことがあるため
屋根カバー工法 火災保険は”同じ素材を使って元に戻す”という考えが前提にあるため、新しい屋根材を使って補修を行う屋根カバー工法は適用外。
屋根のグレードアップ ・屋根カバー工法での考えと同様に、”補修”は「破損する前と同じ状態に戻す」ものなので、現存の屋根材から別の屋根材に変えることは保険適用の考えに当てはまらなくなってしまう。

・同様に換気棟の取り付けなど、屋根の機能をグレードアップするような修理もNG

・修理の際にグレードアップした分は自己負担

埼玉県の補助金制度

修理費用の軽減は、火災保険だけでなく地方自治体でも補助金制度を受けられるケースがあります。

埼玉県秩父市では、現在「秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成事業」という補助金制度を実施しています。

秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成事業(2023年5月現在)

名称 秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成事業
対象工事 1. 対象者が有する住宅・店舗・事務所の修繕・補修増築などの工事であること
2. 市に登録している施工業者(市の建設工事等入札参加資格登録または秩父市小規模事業者登録に登録している施工業者)に依頼して行うリフォーム工事等であること ※ただし、市の建設工事等入札参加資格登録事業者については、その登録において秩父市に所在する事業者に限ります。
3. 着工前のリフォーム工事等であること(現場確認する場合があります)
金額・補助率 工事費20万円以上(消費税を除く)の工事に対し、工事費の10%(上限15万円・1000円未満切捨て)

引用:住宅リフォーム等資金助成事業

ただし申請可能時期が2023年6月までと迫っていますのでご注意ください。

 

国の補助金制度

地方自治体では1件の助成金制度がありました。

一方、国の補助金制度では1つあります。

【補助金制度①】こどもエコすまい支援事業(2023年5月現在)

名称 こどもエコすまい支援事業
対象工事 屋根・天井の断熱改修
金額・補助率 省エネ基準レベル:40,000円

ZEHレベル:54,000円

ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。

家庭で1年間に使用される電気やガスのエネルギーよりも、1年間の太陽光発電などによる発電の総量の方が多い住宅のことです。

ZEHは家の断熱性能を上げるなど、リフォームでも可能です。

そしてZEHにすると、国から受けられる制度の数が多くなるので、屋根リフォームの際にはZEHも念頭に入れていてはいかがでしょうか。

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屋根修理は自分でできる?

これまでお話ししたように、屋根修理は専門業者に依頼するのが適切です。

しかしコストや時期といった諸事情により自分で修理をしたいこともあるかもしれません。

特にちょっとした雨漏りや部分的な破損なら、自分でも直せそうな気がしますよね。

「これ式のことで、何も大掛かりな足場を組んで、長い期間を使って直すほどのものでもないかな・・・」と思ってしまいます。

最近ではDIYを趣味とする方も随分増え、ホームセンターなどで材料が手軽に手に入るようになってきました。

DIYが身近になったことで、屋根修理に関しても、修理に対するイメージのハードルが以前より低くなっていることでしょう。

もともとDIYが得意な人、少し経験のある方ならなおさら、ちょっとした部分修理や塗装なら自分でやれそうな気がしちゃいませんか?

そこで、屋根修理を自分で行う場合のメリットとデメリットを考えてみましょう。

屋根修理を自分で行うメリット

屋根修理を自分で行う際のメリットとしては、次の3つが考えられます。

  • 屋根修理にかかる費用を抑えることができる
  • 自分の都合の良いタイミングで屋根修理ができる
  • 詐欺業者に騙されない

まず何より、屋根修理にコスト面が抑えられることがDIYの最大の魅力ではないでしょうか?

修理業者にお願いすると職人による作業費や足場代、場合によっては中間マージンがかかったりと、材料費だけでは済みません。

その点自分で屋根をする場合は、必要費用は材料費のみ。

当然作業費もかかりません。

費用は自分で修理を行う方が圧倒的に抑えられます。

また、自分で修理を行う場合は着工にスピーディに取り掛かれるのも魅力の1つ。

業者へお願いしようとすると、業者選びから始まり、現地調査や見積もりの応答待ちなど、着工へ行き着くまでの段階が多く、なかなか進みません。

契約後も会社の日程の都合により修理日まで時間が空いてしまう可能性も。

その点自分で修理する場合は自分の身一つですから、自分の都合ですぐに取り掛かることができます。

そして、自分で屋根修理を行うことで詐欺被害にあう心配もないでしょう。

屋根修理を自分で行うデメリット

物事には表と裏があるように、自分で行う屋根修理にもメリットがあればデメリットもあります。

屋根修理を自分で行う際のデメリットを3つ紹介します。

  • 事故や怪我のリスクが高い
  • 修理部分の状況が悪化する可能性あり
  • 時間がかかる

DIYによる屋根修理で最も大きなデメリットは安全の危険性が高いことでしょう。

当然ながら屋根修理は高所での作業となるので、転落のリスクは常に隣り合わせ。

ちょっとした気の緩みでバランスを崩したり、足を滑らせて大怪我をしてしまう可能性は大いに考えられます。

それ以前に、屋根材の知識が浅い状態で屋根に登るだけでも屋根を傷つけたり、思わぬ事故や破損を招いてしまう危険性も十分にあります。

そもそも屋根修理には国家資格が存在するほど、専門的な知識と技術を要すもの。

そんなプロでも雨漏りや傷は見落としてしまうことがあるのに、屋根に詳しくない人なら尚更見極めは難しいでしょう。

その上不適切な修理をしては結果的に修理前よりも屋根の状態が悪化し、直すどころか取り返しのつかないところまで壊れてしまう可能性も。

事が大きくなってから修理業者に修理をお願いすることになれば、当然自己負担も大きくなります。

費用が嵩んでしまっては、節約というDIYのメリットすらなくなってしまいます。

また、言い方は悪いですが、DIYは所詮素人工事。

髪染めのセルフカラーのように、施工や品質にムラができてしまいお洒落にするつもりが逆効果、といった残念な結果を招いてしまうこともあるでしょう。

そしてDIYは一人で気兼ねなく作業ができるというメリットがある反面、職人が複数で作業できる修理会社と違って作業時間がとてもかかります。

そのため修理に適切な時期を大幅に過ぎてしまい、劣化を進めてしまう危険性もあります。

このように個人での屋根修理はデメリットに傾いてしまった時の方が深刻です。

そういえば昔、自称器用な理系父が少し調子の悪くなったビデオデッキを修理しようと手をつけたところ、うんともすんとも言わなくなり、結局ビデオデッキを買い換えたことがありました。

良くしたいと思っていたのに悪化してしまっては本末転倒です。

興味本位や手軽さに惑わされず、しっかりと屋根修理業者に依頼することをおすすめします。

【超重要】屋根の修理・リフォームを行うときは複数社に見積もりを依頼しよう!

屋根の修理・リフォームを行う上でとても大切なことは、複数の修理会社に見積もりをお願いすることです。

こうした複数の業者から見積もりを取り、価格や条件、納期などを比較することを「相見積もり」といいます。

相見積もりをとることで修理箇所に見合った修理方法や適正価格が分かり、無駄な施工や費用の取られすぎを防ぐことができます。

また、複数の業者に現場調査をしてもらうことによって訪問してきてくれた修理業者の印象を知ることができ、業者選びの一押しになることも。

屋根修理となると修理完了まで長い期間お世話になる可能性がありますので、相見積もりをとる機会に業者の雰囲気をしっかり見ておきましょう。

上記「埼玉県でおすすめの修理業者」で紹介した修理・リフォーム業者の中でも行っているように、無料で見積もりを出してくれる会社は多いので、ぜひ見積もりを出してもらってくださいね。

ただし相見積もりをとる際は2〜3社程度が望ましいでしょう。

あまり複数の修理業者から見積もりをとってしまうと、比較対象が多すぎて決めきれなくなってしまう可能性が高いためです。

筆者のように優柔不断な方は特に、見積もりをとる業者は多くても3社までと絞っておくことをおすすめします。

そして、相見積もりを取る業者には、

  • 相見積もりをとることを伝える
  • 工事内容や施工希望日、予算など同じ条件で見積もりを作ってもらうこと
  • 現地調査の日時はずらす

といった、修理業者へのマナーも配慮して行うようにしましょうね。

このように相見積もりは修理に対して安全・的確に比較検討できる良い方法ではありますが、同時に見積もりが出揃うまで時間がかかってしまうのが難点。

そのため雨漏りや板金の破損など、緊急性の高い修理には不向きですので注意してください。

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まとめ

いかがでしたか?

この記事では、埼玉県でおすすめの屋根修理・リフォーム業者を紹介しました。

記事でお話しした内容を踏まえて、後悔しない屋根修理・リフォーム業者を選んでくださいね!

 

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