新築編2 ディテールにこだわって、
みんなで作り上げた大満足の家

「NICHIHA SIDING AWARD 2010」グランプリ~ 静岡県 M様邸

「NICHIHA SIDING AWARD 2010」グランプリ~ 静岡県 M様邸

のどかな田園風景が残り、周囲は日本家屋が建つ落ち着いた環境で、「風光」で彩られたモダンな外観が異彩を放ちながらも、周囲に溶けこむ佇まいを見せているM様邸。
「全てにおいて完璧です」というM様ご夫妻。ご自身の希望を諦めなかったM様と、その期待に見事に応えた設計士様は、どのようなプロセスで「大満足の家」を建てたのか、ひとつひとつ、ひもといていきましょう。

「NICHIHA SIDING AWARD 2010」グランプリ~ 静岡県 M様邸

Type SP 純白

まず始めに、家を建てると決めて何をしましたか?

奥様:まず、すごい数の雑誌を見ました。静岡版や住宅会社が載っているものも。あと行ける範囲でいろいろ見に行きました。知り合いの家でかっこいい家があると聞くと、見に行ったりもしました。

設計士様には、どういったご縁で設計をお願いされたのですか?

M様ご夫妻

旦那様:友人の紹介です。
奥様:「静岡で一番おしゃれな家を建ててくれるよ」と教えてもらって。写真を見て、すごくおしゃれで、今まで見た家と全然違いました。現場見学会に足を運んだら、細部にこだわったつくりで、一軒目からインパクトがありました。
旦那様:この会社が、自分たちの建てる家に誇りを持っているのを感じました。そして、会社全員の人柄が良くて同じ目線で話ができるので、いい家ができるのかなという予感がありました。

どんな希望や要望をされましたか?

奥様:私は朝起きたら、窓を開けて光と風を取り入れるのが好き。室内は明るくしたいと要望しました。
設計士様:お二人とも、シックでおしゃれな家がお好きで。でも、ただおしゃれなだけだと住むには大変。使い勝手や、耐震性も考えなければいけないことをアドバイスしました。
旦那様:他には、見学会で見て気に入った「R施工した内壁」、「水拭きできる無垢の床材」、「一段下がったリビング」、「大容量の収納スペース」など、いろいろと要望をだしました。
奥様:クロスや照明に至るまで、私たちの知識が及ばずイメージだけで話していることを、予算を考えて形にしてくれる感じでした。
旦那様:自分たちがこだわっていなかったところまで、気配りが行き届いていてびっくり!もちろんデメリットの部分もきちんと説明してくれました。
奥様:細部にわたってみんなでこだわった満足感と、住んでみて分かった、居心地のよさ。時間を忘れるくらい快適です。

天井のやわらかなR形状が印象的な、テラスと一続きで自然を感じて暮らすリビング。(上)花のような光の反射が浮かび上がる和室の照明。(左下)奥様の好きなバラ模様の玄関クロス。(右下)
 

これほど家への強いこだわりをお持ちのM様との家づくりは、
どうでしたか?

設計士様:楽しかったです。とてもいいものができるかな?という予感がしながらやっていました。私の設計に関してのポリシーは、「今までで一番いいものを作る!」ということ。ひとつひとつを全力でやっています。
旦那様:毎回、全力で作っているだけあって、どの家を見てもその家のカラーがしっかり出ていて、いい家だなって思いました。
設計士様:一番苦労した点は、外観デザインでした。M様の期待に応えるのは、とてもハードルが高くて。何枚も図面を書き直しました。一階に「風光」をドーンと構えたときの、上のラインや二階の片流れ部分の大きさなど、ボリュームを抑えるために寝室を奥に配置して凹凸をつけたり。この外観を練り上げて行くのは本当に大変でした。家具やインテリアも一緒に選びに行き、全て図面に落とし込みました。
奥様:設計を見せてもらったとき、細部を変えることはあったけど、外観については変える必要が無いほどでした。もちろん家具も丁度いいサイズで大満足です!素人だと、サイズを計っても配置や色のバランスまでコーディネートするのは難しい。

お二人の期待に応えようとする設計士様の姿勢には、
本当に頭の下がる思いです。
今回外壁にご使用いただいた「風光」はどうですか?

設計士様:最初に、サイディングにしかできない表情をつくるって聞いたときに衝撃を受けて、他のものでは表現できないと思い、選びました。
旦那様:溝が深くて光ですごく変化するなと思いました。スポットライトを当てると表情がどんどん変わっていく。夜、ライトアップしたときの存在感は本当にすごい!家をこだわりたい人にはこの外壁はいいと思う。
奥様:普通の家ならば、外壁の表情ってあまり変わらないと思うんです。「風光」は一日の中で、ぜんぜん違う表情を見せる。夕方だったら、ちょっとピンクで。ライトアップしたら、すごくキレイ。見応えがありますね。

日の出前のうすいブルー(左上)、朝焼けに染まるうすいピンク(左下)、目にも眩しい昼間の白(右)、ライトに浮かび上がるラインのコントラストと、七変化の表情を見せる「風光」。

最後に、これから家を建てようとする方にアドバイスをお願いします。

旦那様:ハウスメーカーや工務店の選び方だと思う。建てた家が良くても、人が良くないと。
奥様:自分が建てたい!と思う家を満足いくように建てるためには、妥協しないことも必要ですね。一緒に考えて建ててくれる会社を妥協せずに選ぶこと。
設計士様:ずっと住んでいく家なので、こだわってもらいたいですね。家を建てるプロセスも一緒に考えて楽しくできる相手を見つけてほしいです。


妥協をしないでこだわりを追求したM様とその期待に沿うよう、全力でやり遂げた設計士様。何回も行った打ち合わせも良い思い出だとM様はおっしゃっていました。両者はめぐり合うべくして、めぐり合った建て主様と設計士様でした。
双方のこだわりが相乗効果となり、「ディテールにこだわって、みんなで作り上げた大満足の家」ができたのです。

「NICHIHA SIDING AWARD 2010」審査員評

開放感を感じさせつつ、内と外が一体となったデザインで居心地のよさが感じられます。2色の張り分けで無理のないつくりにすることで、「風光」Type SPの新しいデザインをうまくいかすことができています。シルバー色のサッシやバルコニーの手摺のラインが非常に繊細でディテールが美しく、10年20年と永く住まう外観デザインです。